関ジャニ∞の安田章大と錦戸亮には、かつて「ヤンマーコンビ」と呼ばれていた時代があった。かつて55年にわたって放送されていた『ヤン坊マー坊天気予報』(日本テレビ系、他)という番組があった。二人は、かつてこの番組に出演したことがあるのだ。

『ヤン坊マー坊天気予報』はヤンマーの一社提供番組で、番組オープニングでは、ヤン坊とマー坊というキャラクターが登場する『ヤン坊マー坊の唄』が流れる。

『ヤン坊マー坊天気予報』の放送40周年を記念して制作されたオープニングでは、ヤン坊とマー坊が実写の人物と共演しているが、その共演者となったのが関西ジャニーズJr.時代の安田と錦戸だった。当時の二人は14歳。関西Jr.の中でもまだ無名の二人だったが、大役に抜擢された。

映像には、彼らの他にも関西Jr.たちが出演しているが、ダンスのセンターポジションは安田と錦戸。二人はアニメーションで動くヤン坊、マー坊と一緒に踊り、バックでは他のJr.たちがバック転などの華麗な舞いで花を添えていた。ちなみに、このとき『ヤン坊マー坊の唄』を歌っていたのは、後に同じく関ジャニメンバーになった渋谷すばるだった。

安田と錦戸は、ジャニーズ事務所に入所した日も同じ。Jr.時代は、互いの家に泊りに行くほど仲が良く、お互いを支え合ってきた。6月30日まで主演舞台『俺節』の真っ最中である安田章大と、7月スタートの新ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)で主演を務める錦戸亮。今ではグループでもソロでも活躍する二人だが、そのルーツは“ヤンマーコンビ”にあった!?