(画像出典:Wikipedia

16日放送の『ザ!鉄腕DASH!』(日本テレビ系)は、「DASH海岸・夏の多摩川スペシャル」を放送。


山口達也と城島茂が、横浜のDASH海岸から多摩川に登る鮎を追跡し、生存を確認することに。

■鮎を追いかけて日野市に行ってみると…


城島と山口はまず田園調布を訪れ鮎を確認したのち、日野市を訪れる。川に多くの鮎が登ってくるものと思われたが、その数が少ないことが発覚。原因を探るべく、しばし状況を観察する。

すると、2人の前にイシガメやスッポンなど次々に絶滅危惧種が姿を現す。そして、体長1メートル重さ10キログラムのマゴイが登場。どうやら、日野市ではこの魚が鮎を追い出してしまっているよう。

■八王子ではさらなる天敵が登場


2週間後、今度はさらに上流の八王子市を来訪。潜水可能な蛇であるヒバカリが出現したのち、水辺に「謎の足跡」を発見。正体を掴むため、カメラを仕掛けて様子を伺う。

当初映像に映る動物が何者であるか不明だったが、城島が「村で見ーひんかったっけ? テン」とひらめく。図鑑を確認し、足跡を照合した結果、正体は指摘通りイタチ科の動物「テン」であることが判明。

同行した専門家も驚く知識を城島が披露し、正解を導き出した。

■ラスボスは「海のキツネ」ことニゴイ


そして最後に「鮎の存在をもっとも脅かしている」とされたのが、天敵も食べる人もいない「海のキツネ」。それを捕獲するため、多摩川のネイチャーガイドの協力を仰ぎ、山口がワナを仕掛けることに。

それにまんまと引っかかったのが、顔がキツネの顔のように伸びた在来種「ニゴイ」。非常に口が大きく、獰猛で生態系を乱しているという。

そうなれば「グリル厄介」のように「食べてしまおう」ということになり、早速その場で調理。塩釜焼きとちらし寿司を完成させ、ペロリ。そして最後に最上流で再度鮎の生存を確認し、放送は終了となった。

■山口と城島の知識に「学校が開ける」の評価


今回は鮎を追跡し、その都度現れる敵を退治していく様子が放送されたが、要所で光ったのが山口と城島の魚や動物に対する知識の深さだ。

城島がDASH村での経験から「テン」の存在を探し当てたほか、山口もスッポンを捕まえる際に「後ろに進めない」特性を知り、回り込んで捕まえるなど、随所でこれまでの『ザ!鉄腕DASH!』で培った知識をフル回転。

それは専門家にも匹敵するもので、ネット民からは「番組を教材にできる」「学校が開ける」などの声が。








長年番組内で農業・漁業などに携わっているTOKIOなら、学校を作ったとしても必ず成功することだろう。『ザ!鉄腕DASH!』で専門学校を作ってみるのも、面白いかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治