昨年に続き「FNS27時間テレビ」でタッグを組む村上信五(左)と総合司会のビートたけし(C)フジテレビ
 フジテレビ系列が総力を挙げる年に1度の風物詩「FNS27時間テレビ」が今年も9月8日、9日に放送されることが決定した。32回目となる今回は昨年に続きビートたけし(71)が総合司会が務め、「関ジャニ∞」の村上信五(36)が「キャプテン」という肩書きで進行をアシスト。2年連続でタッグを組む。


 同番組は昨年、お笑いに特化した従来のスタイルから大きく舵を切り内容を一新。「にほんのれきし」をテーマにドキュメンタリーやドラマなどで日本史を掘り下げたほか、生放送ではなくほぼ全編が事前収録、放送時期も9月と大幅にリニューアルした。今年のテーマは「にほん人は何を食べてきたのか?」。“食”をテーマに日本の文化や歴史を紐解いていく内容で、昨年同様のスタイルとなる見通しだ。

 今回も総合司会となったたけしは「27時間テレビはバラエティーだけど、芸人がワイワイ、ガヤガヤやっているのは、ちょっと飽きている感じがしたから、半分はためになるやつをやらないとね」と“新スタイル”を後押ししつつ「もちろんニセモノ、インチキもあるよ!」とジョークは忘れなかった。

 たけしは昨年の収録で村上と親交を深めたといい、数学の専門書「虚数の情緒」を勧めるほどの仲に。これに対して村上は「感想はお会いしてお話しできればと思いますが、難しすぎるわっ!僕になぜこの本を勧めて下さったのかを、ぜひたけしさんに聞いてみたいと思います」と早くも“掛け合い”はばっちりだ。